中学校教師でも定時退勤する仕事に対しての考え方!仕事の時短術!サービス残業はもうしない…

一人働き方改革
ドラゴン先生

こんにちは、タクトです。

今日は定時退勤するための、仕事に対する考え方をお話ししていきたいと思います。

実は教員の仕事はある程度、自分で量を決めることができます。

もちろん、立場や環境の要因も大きので、絶対に定時退勤できるってことではありませんが、この考え方を持つと、仕事量も仕事時間も圧倒的に少なくなるでしょう。

結論から言ってしまうと、80:20の法則を考えるだけです!!

ある会社の売り上げの80%は20%のお客さんからの売り上げ!!

20%の作業が売り上げの80%を占めている!!

ということです。

これはイタリアの経済学者が発見した法則です。

別名パレートの法則と言われています。

この考え方を持っておくだけで、明日からの仕事の80%がなくなります

最後まで読んで、明日からの働き方の参考にください!!

今日の内容はYoutubeでも発信していますので、動画で見たい方はこちらをご覧ください↓↓↓

タクト先生の学校では、どのくらいの先生が定時退勤できてるの?

自分は人よりも早い定時なので、あまり見れていないけど…

おそらく、定時退勤できてるのは自分含めて2人だけじゃないかな?

そもそも、部活動が終わるのが6時だしね…

えっ!?部活を見てるだけで、すでに1時間のサービス残業…

そっか…

だから、今回の内容だけでは定時退勤は出来ない人も多いと思う。

部活がなくならない限り…

けど、6時半には帰れる環境を作るための方法として聞いてほしいな!!

タクト先生の自己紹介

  • 30代教師で、以前は超がつくほどの熱血教師。評価は最高のSS
  • しかし、3年前保護者とトラブルに。そこから病休。
  • それから教師の働き方に疑問を持つように。
  • 今では働き方を変え、副業を行い、今では月に30万円の副収入に!!
  • Twitterのフォロワーはついに1万人越え!!(@ikuji_takuto
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教員の定時退勤の敵は教員

教員の仕事を増やしているのは誰でしょうか。

子どもですか、保護者ですか、教育委員会、文科省でしょうか。

どれも当てはまるかもしれません。

しかし、1番の犯人は教員自身だと思ってます。

「これは良いらしい」「隣の学校では、こんな取り組みをしてる」っと言っては、どんどん仕事を増やしています。

隣のクラスが学級通信を出しているから、自分も書こう。

宿題にはいっぱいコメントを書いた方がいいって研修で聞いたから、全員分頑張ろう。

去年、保護者への手紙を書かせたら、保護者に好評だったから今年もやろう。

子どもたちを感動させたいから、卒業DVDを作ろう。

こんなことをいいながら、どんどん仕事を増やしていませんか。

今年度あなたが増やした仕事は、残念ながら次の年度、担当する先生は減らすことができません。

「去年やったから」と言われ、減らすことができません。

そうやって、雪だるま式に、教員の仕事は年々増えていきます。

忙しい、忙しいと言っているわりに、教員は平気で仕事を増やします。

「自分はこの作業が好きだから…」と言って、自分の学級だけやっている先生をよく見かけますが…

一緒に働く先生にとって、本当に迷惑です。

隣のクラスで行われていると、子どもたちは絶対にうちのクラスでもやってほしいと言ってきます。

そして、それを無視していると保護者からのクレームになります…

元の先生は、親切心でやり始めたのかもしれませんが…

学校全体としてみた時…それはマイナスの行動になります。

簡単に仕事を増やすのをやめませんか。

本当に必要な仕事だけに絞りませんか。

「子どもたちのため」という言葉を使って、安易に仕事を増やしていませんか?

私たち教員の仕事は、子どもに生きる力をつけるのが仕事です。

将来、社会に出て、困らないための力をつけてあげるのです。

しかし、いつからか教員は子どもたちを喜ばせる、保護者を感動させることに力を入れ始めています。

2分の1成人式、本当に必要でしょうか?

やらなよりはやったほうが成長につながるかもしれません。

しかし、あれだけ膨大な時間を使ってやる必要があるのでしょうか?

卒業生に向けてのお別れ会。

これも同じです。子どもたちは喜び、楽しむかもしれません。

しかし、本当に必要でしょうか?

これがなくなったら、子どもたちは成長しないのでしょうか?

いや、きっとやらなかったとしても、何事もなかったように、子どもたちは成長してくれるでしょう。

先日、うちの学年では、卒業生に向けて、教職員で作る劇をしようと案が出ました。

ただでさえ、この3時期は、進路やなんやらで、めちゃくちゃ忙しいのに。

自分ははっきりと否定しました。

この時期、大切なことは他にもたくさんある。

子どもの成長のために…と…

だから、みなさん、心の中で常に思っていてください。

それは、本当に必要ですかと…

本当にこの仕事が、子どもの成長に必要なのか…と。

教師の仕事を減らす考え方、80対20の法則

では、何が必要で、何が必要ないのか・・・

それを考えるとき、知っておいてほしいことがあります。

それは80:20の法則です。

「80:20の法則」とは、イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレート(1848~1923)が提唱した理論。

成果の80%は全体の20%から生み出されているとするもので、「パレートの法則」「ばらつきの法則」「働きアリの法則」などとも呼ばれています。

簡単に説明すると「結果の80%は、たった20%の原因から生み出されている」という考え方です。

代表的な例としては「売上の80%は、たった20%の顧客によってもたらされている」

「世界の富の80%は、たった20%の富裕層が所有している」などが挙げられます。

この法則を教員に当てはめてみると、2割の時間で8割の仕事は片付くと言うことになります。

子どもたちの成長の8割は、教師の仕事の2割で可能だと言うこと。

ということは、成果の残りの教員の仕事の8割はただの自己満足に過ぎません。

仕事の質を左右するものでもありません。

例えば、今みなさんが週に100時間仕事をしているとします。

そして、子どもたちは100成長するとします。

この80:20の法則の考え方でいくと、20時間の仕事で、子どもは80成長するということです。

だから、これまでかけていた時間の2割まで減らしても、子どもの成長の8割はできる言うことなのです。

教員の仕事を振り分けてみよう

では、どうやって必要な仕事か、不必要な仕事かを選別するには…

上の表を使います。

いま、みなさんがしている仕事は、どのエリアに入りますか?

例えば、職業体験。

行けば、さまざまな経験をできる。日ごろ喋らない人とも話すことができる。

日ごろ見えない景色が見えるでしょう。

子どもの成長にはすごいいい行事でしょう。

しかし、準備等に時間はかなりかかってしまいます。

職場に連絡して、職業体験のお願いをして、面接のお願いをして、生徒を連れて行って、面接をしてもらって、実際に職業体験して、その後お礼の手紙や新聞作りをして…

全部で20時間ぐらいはかけるでしょうか。

成長はするが、時間がかかる。

ということは、職業体験は左上のエリアに入ります。

では、一方で実際に働いている人、第一情報を持っている人に講演をしてもらう場合はどうでしょうか。

講演に来てもらうだけであれば、時間はほとんどかかりません。

しかも、第一情報なので、教員が話すよりも説得力があり、子どもたちを成長させてくれるでしょう。

ということは、講演は右上のエリアに入ります。

子どもたちについている力は同じです(程度は違いますが・・)

わたしたちが、力を入れないと行けないエリアは右上のエリアです。

それ以外は正直に言って、いりません。

教員はどうしても、左上のエリアを好みます。

達成感があるからでしょうか?

修学旅行・体育大会・お別れ会。

全て、左上ですよね。

左上から右上エリアに移動できる方法を考えましょう。

下エリアは問題外です。

やる意味はありません。

一度、みなさんがやっている仕事、どのエリアに当てはまるか考えてみてください。

下の表は、自分が今現場で行われている仕事を、独断と偏見で入れました。

苦情は一切受け付けません(笑)

何度も言いますが、右上だけをやるように心がけましょう。

それ以外のところは、やらなくても子どもたちはしっかり成長してくれます。

まとめ

  • 子どものためと言って、安易に仕事を増やさない。
  • 今ある学校現場の仕事の2割で子どもたちはしっかり成長する。
  • 今から、自分の仕事を表の中に振り分けてみましょう。

明日からの仕事の選択に活用してください!!

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